チームのコミュニケーション・ギャップを埋めるにはどうしたら良いか考えてみた
最近、課長から平社員に戻りたいと考えている方が増えているようです。
ヒラにもどりたい課長が増加中
http://www.asahi.com/business/update/0715/TKY201307150168.html
こんにちは。先日、男4人の飲み会でビジネス・ゲームにチャレンジし、大盛り上がりした Fabo の加古です。
部下を育てなけばならない、個人の数字もある、残業代も出ない。これでは責任だけが大きくなり、モチベーションも上がらない。役職なしに戻って、自分の数字だけ追いたくなる気持ちもわからないでもありません。
今、部下を育てようとしている管理職の多くが抱える問題に「どう育ててよいかわからない」ということがあります。
どうも自分が育ってきた状況とは何かが違う。部下との仕事、社会、教育などのバックグラウンドに超えられないギャップを感じる。
このような問題の一つの原因に「コミュニケーション・ギャップ」があります。
お互いに持っている価値観や情報などが違う場合に起こりうるコミュニケーション上の食い違いをいいます。
親世代と話したときやパソコンの苦手な友人にその設定を説明するときなど、コミュニケーション・ギャップは様々な場面で発生します。
野球が好きな上司とヨーロッパ・サッカーを愛する部下では、仕事以外でも発生するコミュニケーション・ギャップを埋めることは難しいのかも知れません。
昔であれば、上司が好きだったら野球を覚える、何てこともあったのかも知れませんが、飲み会にも一緒に行かない部下にそれを望むことはできないでしょう。
とにかく上司は部下との共通点や同じ価値観、またそのきっかけすら見い出せないでいます。
会社で「割り箸鉄砲」?
先日、ある優秀な IT コンサルタントの方に20名の部下を率いる際に何をしたのか、お聞きする機会がありました。
何とその方は、会社で「割り箸鉄砲」で撃ち合いをした、というのです。
若手は割り箸鉄砲を作ったことがないからネットで調べて、教科書どおりのものを作ってくる。30代は雑だが、機能重視のものを。40代以上は見た目にも機能的にも見事なものを作ってくる。
そんな、様々な世代の大人が、お酒を交えながら割り箸鉄砲で撃ちあう姿を見て、個々人の人となりが良くわかり、その後のチームビルディングに大いに役立ったとのことでした。
自分でゲームを考え、コミュニケーション・ギャップを埋めるきっかけを見事に作った例です。
さて、それでは多くの管理職がこのようなオリジナル・ゲームでチームを変えることができるのでしょうか。
多くの方が、「それはちょっと。。。」と思われたのではないでしょうか。
これはかなり高度なことですし、やれるかどうかは会社の雰囲気にもよります。
あのピクサー社が全面的に採用している教育手法
そこで、おすすめしたいのが、即興性の高いビジネス・ゲーム(インプロ)です。
数百あると言われる誰もが理解し楽しめるゲームを使って、短期間で密度の濃いコミュニケーションを発生させることができます。
このゲームには、フラットな関係を築く、相手を受け入れる、正しくフォーカス当てるなど、コミュニケーション・ギャップを埋めるための重要なエッセンスがあります。
大の大人がチームでゲームをやるのには抵抗があるかも知れないのですが、騙されたと思って一度体験してみてください。チームに変化を加えるには新しいことにチャレンジするしかありません。
そんなの効果があるの?と思われる方もいらっしゃるでしょう。
それでは、「ピクサー社が全面的に採用している教育手法で、スタンフォード大学が提唱するデザイン思考では必須の要素として位置づけられています」、という説明でいかがでしょうか。
こんなビジネス・ゲームをワンコインで体験できる、ワークショップを開催します。是非この機会にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。詳しくは → http://biz-reaction.peatix.com